発注者PMと受注者PMの違い
プロジェクトマネージャとしてプロジェクトの目的達成に責任を持つことは同じですが、発注者側と受注者側で少し役割が異なります。例えば納期について考えてみましょう。決められた工期内でシステムを完成させるのは受注者側PMの役割ですが、納期を守るには発注者側の協力も不可欠です。発注仕様からは読み取れない細かい仕様の決定、発注者企業の利用者から噴出する追加機能要望の取捨選択・・・等々、これらを取りまとめるのは発注者PMの大きな役割です。
受注者側
品質:高品質なシステムを完成させる
費用:当初の予算内でシステムを完成させる
納期:発注工期内でシステムを完成させる
発注者側
品質:発注仕様を満たしているかチェックする
費用:追加機能要求が発生した場合、予算の確保を行う
納期:発注者側が決定するべき仕様を迅速に決定する